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チャイナタウン
本日はスイス軍のソルト&ペッパーのリュック、U.S.Nダッフルバッグ等で3点アップしたんですが、意表を付いてコイツもミリタリーアイテムなんですぜ。おそらく。

胸に大きく"AACS"とありますが、これが"ARMY AIRWAYS COMMUNICATIONS SERVICE"の略で、COMMUNICATION=通信ということで、陸軍航空隊によって設立された、無線や航空管制みたいのを任務とした部隊です。
最初は1938年にアメリカ全土をカバーするために設立されたんですが、第二次大戦によってアジア方面にも任務は拡大していきました。

これ調べた過程で、この時代CBI戦域とかいう言葉が出てきたりして、何か懐かしいですね。うっすら習った気がします。チャイナ、ビルマ(現ミャンマー)、インドですって。ABCD包囲網とかね。アメリカ (America)、英国 (Britain) 、中国(China)、オランダ (Dutch)ですが、「Dはドイツ!(Doitu)」なんて言ってた方も、多いかと思います。
「世界史なんて将来役に立たないぜ」等といって、授業中にお弁当を食べたりジャンプを読んだりしていると、本日の自分のように細かいニュアンスがつかめなくなりますので、古着っ子は近現代くらいは聞いておいた方が良いかと思われます。

さて、この頃のちょっと前位から日中戦争(盧溝橋事件で始まったやつ)で日本と中国(蒋介石)は戦っていて、日本が押していたんですが、その頃友好関係にあったアメリカから義勇軍が送られるんです。 アメリカ合衆国義勇軍・AVG(American Volunteer Group)というので、これはあくまで義勇軍なので一度退役してから行ったんですって。
この人達がフライトジャケットで人気の高い、フライング・タイガース、なのね。今のところ当店では扱った事ありませんが、下の画像みたいの自分も漠然と見ていましたが、これは“この者は中華民国軍を援助するために来た西洋人である、軍・民関係なくこの者の支援をすべきである”という意味だったのね。

その後、大戦にアメリカも参戦したことによって正式な部隊が展開していくのですが、そんな事情もあってこの時代のアメリカ軍と中国の関係は良好なものだったのでしょう。
写真の土地がどこなのか特定できませんでしたが、1944年頃と言えば日本軍もすっかり弱ってしまっていた頃ですので、あまり危険も無くバスケットに興じる余裕もあったことと思われます。いい笑顔だ。

ということでスポーツウェアの感じや、思いがけぬミリタリーぶりで雰囲気は良いんですが、写真というものに疎い当店では、これが本当に写真なのかどうかわかりません。年代物特有の経年変化も見られず、ブロマイド的なリプリントじゃないか、という声もチラホラであります。
「犯人は男性、もしくは女性」みたいのでおなじみの元警視庁捜査第一課長、田宮榮一氏に習えば「写真、もしくは写真ではない」というかんじでしょうか。
まあ、雰囲気良く、見た目珍しいので軽いディスプレイにいかがでしょうか!


スイス軍の定番、ソルト&ペッパー生地のバックパックです。
詳細はわからないんですが、刻印された「62」という数字からおそらく1962年製造のアイテムかと思います。そういう年代のキャンバス×レザーのシンプルな仕組みながら、デザイン・機能共に文句無しです。
思ったよりもかなり荷物の入るタフなやつですので、いつも荷物イッパイの方は是非お試し下さい。さらには正式な付属品なのかわかりませんが、オリーブと白の布製の袋が入っていたんで、上手く使っていただけたらと思います!
Sold Out!


てっきりU.S.ARMYかと思ったらU.S.N.と、うっすらステンシルが残っていてビックリしたアイテムです。
ダッフルバッグのコントラクトナンバー等は縁の内側部分に入るんですが、これは全く読み取れませんでしたので詳細はよくわかりません。しかしながら、独特のリペア跡含めてなかなか雰囲気あるアイテムです。

上のような感じで荷物運搬されていたのもわかるような大容量ぶりですので、お部屋の荷物整理にもうってつけのアイテムです。
元々が頑丈なブツですので、パンパンに入れても衣類とかではリペア跡・底の小穴ともに全く影響無く収まってくれるかと思いますのでお気軽にお試し下さい!
Sold Out!

毎日少しずつアイテム数を増やしていきますので、
よかったら見てみて下さい!



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author:, category:その他, 21:01
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