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Knock on Wood
本日は、M-1948ブーツ・M-51アークティックパンツ・M-1950サスペンダーで50sミリタリーアイテム3点アップしました!

おそらく内側にあった、スタンプ表記が見当たらない為、詳細な年代は不明ですが、50年代位のM-1948コンバットブーツです。
以前マクナマラブーツをアップした際にもこのアイテムに触れているので、その時のブログも、既に在庫無しですが、あわせてご覧いただければ幸いです。

で、その中の(50s頃からオリーブグリーンのユニフォームが使われ始める中、ブーツはブラックに限る、という風になりました〜「ラセットブラウンをそのままブラックに染め直す」という無理矢理なケースも多かったそうです)というケースにおそらくあたると思われるのが本日分のブツであります。
どうやって染めたのか詳細は不明ですが、黒っぽい色目の向こうにはブラウン系の下地がチラチラしており、ラセットブラウンとまではいきませんが、そこそこ茶色がかった色合いです。
自分も「ブーツーにはーそれはそれはレーキーなーメーガーミさまがおるーんやでー」と口ずさみながら、手首よ砕け散れと言わんばかりの渾身の磨きを見せましたが、画像の通りの塩梅でフィニッシュと相成りました。
おそらくあまり変化しませんので、この微妙な色合いをリアリティとして捉えていただければと幸甚です。

同じく以前のブログに(WW2時にもこの型のキャップトゥのブーツはありますが、M-1948からはフルラバーソールとなります)というのがありますが、40年代のパラシュート部隊ジャンプブーツも同じブラウン系レザーのキャップトゥです。
いくつか違う点はありますが、一発なのはM-1948がフルラバーソールに対して、ジャンプブーツはソールの真ん中部分、土踏まず辺りがレザーの作り、というとこですので「50sコンバットブーツか40sジャンプブーツか、正解選ばないと爆発」という状況下におちいった場合などはふと思い出し下さるようお願い致します。

全体に経年劣化の激しいブツですが、わけても極悪なのが内側で、表面のレザーが固化して何だか紙っぽくなっております。
こちらも「ブーツーには〜」と磨いてみましたが、しばらくポロポロするかと思いますので、その点を十分ご考慮の上でご検討下さい。
しかし、B.F.Goodrichソールも減っているとはいえ死んではおらず、さすがに無理、な穴や破れはございません。
シュッとしたシルエットも格好良いので、見た目ピンと来た上で「穿き心地よりルックス」という方はいかがでしょうか!


M-1951アークティックパンツ、制式名称はTROUSERS,SHELL,ARCTIC,M-1951というアイテムです。
ARCTICは、極寒の、という意味があり、こちらも極寒地用のアイテム、自分も最初ビックリしましたが「普通のM-51フィールドパンツ+ライナーの上にアークティックライナー穿いて、その上にこのアークティックシェル」というシステムです。
というわけで、ウインドブレーカーに近い感じでしょうか、M-51フィールドパンツがコットン生地なのに比べて、こちらはおそらくナイロン×コットン素材のサラッと軽い一枚生地です。ウエストもベルトループやアジャスターの類は無く、ドローコードで調節する仕組みなので着脱も楽チン、ARCTICと付きますが、シェル単体で考えるとよっぽど夏向きのボトムスであります。

あくまで「上に重ねて穿く用」らしいのが貫通式のポケットでありますが、男子の皆様におかれましてはスピーディーかつ正確なポジション修正にご活用いただけるデティールかと思います。
というブツですが、本来の役目の割にシルエットはM-51フィールドパンツとさほど変わらず、太すぎない印象です。
生地状態もバッチリ良好ですので、キレイめにあわせたい方もお気軽にご検討下さい!


こちらはM-1950サスペンダー、上記のM-1951アイテム登場時の基本ラインナップですので、上のようなアイテムと合わせて使用されていたものと思います。
平置き画像だと結構分かりづらいんですが、2つのフックをサスペンダーループに引っ掛け、輪っかに腕を通して着用します。

これで背中でバッテン部分が後ろでクロスしている感じです。留めるの前のみってのが意外な感じですが、結構身体部分のフィット感があるので、動かれるような方は良いのかもしれません。サスペンダー用のループさえあれば引っ掛けられるので、ミリタリーアイテムお好きな方は是非ご検討下さい!

ペイパル・カード決済も可能になりました!
毎日少しずつアイテム数を増やしていきますので、
よかったら見てみて下さい!



実店舗も営業中です。高円寺にお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
お待ちしております!

東京都杉並区高円寺南3-46-5後藤ビル3F
TEL 03-3316-8010


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author:, category:古着, 20:56
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